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1. 内海村史編纂室ホームページ開設について
 内海村史編纂室ホームページの開設は、内海村史編纂事業にかかる調査、収集史料、原稿草案など編纂過程を広く一般に公開して、さまざまな情報・ご意見などを収集し、内海村史編纂事業に資することを目的としています。史料の評価、歴史解釈などについて、ご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。

2. 内海村史編纂目的
 内海村は、明治22年(1889年)12月15日、旧内海浦と旧柏村が正式合併し「内海村」と称し、翌23年(1890年)1月13日に初の村会を開いて初代村長を決定したことに始まります。
 続いて昭和23年(1948年)11月3日、平山・深泥地区が御荘町に編入され、坊城成川・高畑・赤水・中浦・猿鳴地区が「南内海村」として独立するという「分離村」を経て今日にいたっています。
 昭和23年の分離村を期に、郷土を拓いた先人の歩みや歴史、村の自然・民俗などの姿をまとめた「内海村史上・下巻」が昭和28年に発行されました。これは県下でも最も早い時期に編纂された市町村史で、史料的価値は非常に高いものです。しかしながら、それ以降50年を経ようとする今日まで一度も編纂されることはありませんでした。
 全国的に市町村合併の気運が盛り上がる中、内海村を含む南宇和郡五ケ町村は、今や平成16年(2004年)の合併へ向けて邁進しています。明治23年に成立し昭和23年に分村して現在にいたる内海村は平成16年1月で114周年を迎えます。
 町村合併を目前に控え、昭和28年以来一度も編纂されなかった「内海村史」を改めて編纂し、内海村の歴史を閉じる前に114年の歴史を持つ内海村を総括することは、今を生きる私たちにとって極めて重要な責務です。
 以上の趣旨を踏まえて、先人の偉業を永く後世に伝え、現在の私たちの姿を顧み、合併後の新しい時代への指針とすることを目的として、また地元住民が地域に誇りと愛着をもって、新しいまちづくりに取り組めるよう役立てることを目的として「内海村史」を再編纂いたします。

3. 編纂基本方針
  1.  編纂にあたっては、昭和28年発行「内海村史」(以下旧村史)を機軸として、新資料の収集・発掘による見直しと、村史発行以後の歴史を付加して再構成いたします。また合併を見据えて、内海村の区域だけに限らず、広く南宇和郡、南予の歴史についても織り交ぜた編纂を心がけます。編纂目的に添った広い視野を持つ専門家の指導助言を仰ぎながら、多くの村民の参加と協力を得て、史実に基づいた学問的価値を充分有する郷土史としての編纂を目指します。

  2.  編纂構成の大要は、旧村史にない通史を歴史編として一つの流れにまとめ、それを補完する分野別編、さらに自然編、地区史編、人物編を加えて網羅的な編纂といたします。(詳細は「内海村史編纂目次案」のとおり)

  3.  執筆にあたっては、資料、旧村史等各史、文献、原点を重視した客観的な記述とし、公正・中立的な内容の編集を目指します。

  4.  記述にあたっては、表現・内容をわかりやすくし、村民各層が読んで理解できる平易なものとする。また、写真・図表の活用によるビジュアル化など親しみやすい「村史」とします。

  5.  記載の内容現在は平成14年度末をめどとします。(可能な範囲で一部については平成15年末日)

  6.  今後のより有効な活用を図るため、資料のデータベース化とCD-ROMの作成を行います。

4. 内海村史編纂委員会
 内海村史を編纂するため、内海村史編纂委員会を設置しています。編纂委員会は、内海村史編纂の基本方針に関すること、内海村史編纂のために必要な資料の収集及び調査研究に関すること、内海村史の草案作成に関すること、その他内海村史を編纂するために必要と認められることに関して協議する機関です。

内海村史編纂委員会委員名簿
氏名 住所 職業 備考
木口 喜博 内海村助役 委員長
小田 秀夫 魚神山 真珠母貝養殖業・村議会議員  
池田 熊夫 元教育委員  
小島 光義 元役場職員  
中川 庫三 平碆 真珠養殖業  
松田 雅博 家串 役場職員  
川上 周二 御荘町平城 元内海中学校教諭(現福浦中学校教諭) 社会科教諭
成宮 伸亮 御荘町平城 内海中学校教諭 国語科教諭

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